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素晴らしい物語に出会えた、この感動をシェアできればと始めました、感動と学びのおすそ分けブログです。

1-3.人生が変わるとき、目の前に必ず「これ」が現れる

今日もキングダム1巻のエピソードをご紹介です。
 
 
信は、
河了貂、そして政との出会いを果たします。
 
大王、政。
 
漂の命を奪う原因を作った、張本人。
 
 
 
こいつのせいで、漂は・・・!!!
 
 
 
信は怒り狂い、
大王である政に、襲い掛かります。
 
 
最初、
信の攻撃を、無防備に受けていた政。
 
防ごうと思えば防げたはず。
 
でも、
 あえて抵抗せず、殴られていたんだと思います。
 
 
信に殴られることが、
漂への葬いになる
 
という気持ちが、
もしかすると政にはあったのかもしれません。
 
 
しかし、殴られっぱなしでは終わらない、政。
 
 
信の首をギュッと掴み、
その腕を高く上げ、 
信の体が宙に浮きます。
 
そして、
 
 
「漂の葬いは、その涙で最後にしておけ。
 これから先は、お前の路だ
 
 お前は今、二つの岐路にある。
 
 里に帰って下僕を続けるか、
 
 薄弱の王を援け、
 共に強靭の野を行くか」
 
 
 
信は今、
運命の分かれ道に立っている
 
ということを示したのです。
 
 

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人は皆、
人生のどこかで必ず、
 
人生の岐路に立つことがあります。
 
目の前に2つの道が現れるのです。
 

 

2つの道とは、

過去からの惰性で続く、ルートAと
新たな世界へ踏み出す、ルートB。
 
未来の可能性が大きく開けるのは、
ルートBですよね。
 
それなのに、多くの人は、
いざ目の前に2つの道が現れた時、
 
ルートBが選べません。
 
なぜか?
 
 
政の言葉を借りると、
ルートBは、「強靭の野」、
 
いばらの道なのです。
 
 
進むのが、とても大変なのです。
 
 
辛いこと、苦しいこと、しんどいことが
たくさん待っているかもしれません。
 
いえ、ほぼ間違いなく、
たくさん待ち構えています・・
 
 
それでも、
いばらの道を進んだその先には、
 
 
未だかつて見たこともない、
光の世界が待っている。

 

 
その美しい風景を見るために、
わたしたちは
生まれてきたんじゃないでしょうか。
 

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「お前らの馬鹿げた夢にどちらが近いかは、
 言うに及ばんな」
 
 
 
この政の言葉で、
信の覚悟は決まりました。
 
 
漂の御魂と共に、
中華全土に名を轟かせる
天下最強の大将軍になる。
 
 
この「馬鹿げた夢」を叶えるため、
 
ここから信と政、
そして貂の3人は
 
辛く、苦しく、
そして果てしなく長い
強靭の野の旅を始めるのです。