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素晴らしい物語に出会えた、この感動をシェアできればと始めました、感動と学びのおすそ分けブログです。

2-1.人生がうまく行く人、行かない人、その違いとは?

キングダム2巻で、
昌文君や、副官の壁(へき)たちが、
漂の最後の姿を、語っていました。
 
 
 
漂は、下僕。
 
王室に来て、わずか1ヶ月の、
ただの影武者。
 
しかし、
諦めかけた兵士たちに檄を飛ばし
自ら剣を持ち、反乱軍に立ち向かうその姿は、
 
 
「すでに、将であった・・」
 
 
漂の魂には、
人々を光のみちへと導くエネルギーが
流れていたんだと思います。
 
 
たった一人の下僕の少年の死に
王宮の兵士たちが皆、
涙する。
 
 
厳格な身分制度があったはずの戦国時代に、
こんなことって・・
 
漂のエネルギーに、
 
漂の燃え上がる御魂に、
 
皆の魂が震えたんだと思います。
 

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それを聞いていた信、
 
突然、政にこんなことを言いました。
 
 
「俺はどうしたら、将軍になれるんだ?」
 
こんな時に自分のことかい・・!って
突っ込まれた信ですが、
 
こんなときだからこそ、
必要な問いだったと思います。
 
 
漂は、信にとって
何があっても折れることのない柱、
生きるための道しるべの存在
でした。
 
 
突然、人生の支柱を失ってしまった信は、
 
将軍になる!
 
と威勢のいいことを言ってはいたけれど、
 
心の奥では、
一体これから、
何を頼りに生きていけばいいのか・・
 
未来への道筋が、
見えなくなっていたんだと思います。
 
 

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未来が見えない、
これからどっちに進んでいいかわからない、
 
こんな状況、誰しも経験したことがあるんじゃないでしょうか。
 
特に今、
これから先、何がどうなるかわからない
不安定な時代において、
 
こんな思いを強く感じる場面もきっとあると思います。
 
そんなときにどんな行動をとれるかは
実は、
 
運命の別れ道、だったりします。
 
 
一人で考え、
「えぇい、こうしてしまえ!」
と結論を出してしまうと
 
その先、どんなに進んでも、
明るい未来はなかなか見えてこないです。
 
エネルギーの低い状態で考えたことって、
エネルギーの低い結果であることがほとんどです。
 
 
ではどうするか?
 
 
答えはシンプル。
 
 
より視座の高い人に、
素直に聞けばいいんです。
 
 
そう、
信が、政に聞いたように。
 
 
質問するのって、
すごく勇気が必要です。
 
わたしもめちゃくちゃ苦手です。
 
 
質問が苦手なわけは、
 
余計なプライド
不要な自我が
 
ジャマするから。
 
こんなこと聞いたら恥ずかしい。。
なんて、
ほんとしょうもない自我が、ジャマするんです。
 
そんな時は、
視点を遠くに移してみること。
 
 
ちっぽけなプライドを守るために
人生を間違った方向に進むのか、
 
 
プライドなんか捨て去って、
光の道を進むのか。
 
答えは、自然と見えてくるはず。
 
ちっぽけな「自分」なんて捨てて、
 
ただただ素直に、
 
 
「わからないから、教えて欲しい。
 
 どうやったら、俺は将軍になれるんだ?」
 
 
こう言えばいいんですね。
 
 
その瞬間、目の前には
眩しい一筋の光が、射し込みます。

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